独自のネットワークで、日本と中国の距離を縮めています。

スプリング・ジャパンは、成田空港を拠点とするLCC(格安航空会社)です。中国のLCC最大手である春秋航空との共同出資により2012年に設立されましたが、2021年にJAL(日本航空)の連結子会社となり、現在はJALグループにおける「中国・インバウンド特化型LCC」という明確な役割を担っています。LCCらしい徹底した低コスト運営と、JALグループが持つ安全・品質基準を融合させている点が最大の特徴です。

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保有機体数 · 2014年創業

機材は、スカイマークやソラシドエアと同様にボーイング737-800(B738)に統一されています。単一機種運用により、整備、部品管理、乗員訓練の効率化を徹底し、運賃の低コスト化を実現しています。客室は189席のモノクラス構成で、LCC特有の効率的な配置ですが、2026年現在はJALグループのノウハウを活かした機内清掃やメンテナンスにより、清潔で安心感のある空間を維持しています。また、貨物事業にも注力しており、ヤマトホールディングスと連携した貨物専用機(エアバスA321P2F)の運航受託を担うなど、旅客以外の分野でも存在感を発揮しています。

路線展開は、成田空港をハブとした「日本と中国を結ぶネットワーク」に圧倒的な強みを持っています。春秋航空グループの強力な販売網を活かし、上海や哈爾濱(ハルビン)、寧波など、中国の主要・地方都市と日本を結ぶ架け橋となっています。国内線においては、成田と新千歳、広島などの主要都市を結ぶ路線を維持しており、中国からのインバウンド旅客が日本国内を周遊するための重要な足として機能しています。