Boeing 777-300ER

B77W
14 Feb 2026 〜 23 Feb 2026

この機種について

SizeD73.9m * W64.8m * H18.5m / 大型機Engines2First flight2003年2月24日
ボーイング777-300ERは、ボーイング社が誇るワイドボディ機「777シリーズ」の中で最も成功し、長年にわたり世界の主要な国際線長距離路線の王座に君臨し続けている傑作機です。名称の「ER」は「Extended Range(航続距離延長型)」を意味し、その名の通り、大型の双発機でありながら約13,649km(7,370海里)という長大な航続距離を誇ります。2026年現在、後継機である777X(777-9)への世代交代が始まりつつありますが、その高い信頼性と完成度から、今なお多くの航空会社で「究極のフラッグシップ」として重用されています。 この機体を語る上で欠かせないのが、世界最強の航空機用エンジンであるゼネラル・エレクトリック社製「GE90-115B」です。1基あたり約115,000ポンドという、初期のジャンボジェット機のエンジン2基分を上回る圧倒的な推力を持ち、その巨大なエンジンカウルの直径はボーイング737の胴体幅に匹敵するほどです。この強力な双発エンジン構成により、かつては4発機(ボーイング747など)の独壇場であった太平洋や大西洋を横断する超長距離路線を、より高い燃費効率と低い運航コストで運航することを可能にしました。また、主翼端に装備された「レイクド・ウィングチップ」は、空気抵抗を大幅に軽減し、重い燃料を積んだ状態での離陸性能と燃費性能を極限まで高めています。 客室空間は、1列あたり「2-4-3」や「3-3-3」、近年では「3-4-3」の座席配置が一般的ですが、その広大なキャビン容積を活かし、各航空会社は贅を尽くしたサービスを展開しています。特に日本航空(JAL)や全日本空輸(ANA)では、長らく国際線の最上位機材として運用されており、扉付き個室タイプのファーストクラスやビジネスクラスを設置することで、空の旅にプライベート空間の概念を定着させました。JALの「JAL SUITE」やANAの「THE Suite」といった世界最高評価を受けるプロダクトは、このB77Wという巨大なキャンバスがあったからこそ実現したものです。 2026年現在の日本における動向としては、次世代機A350-1000やB777-9への置き換えが着実に進んでいます。JALでは2024年よりB77WからA350-1000への国際線主力機の交代を順次進めており、ANAもB777-9の導入に向けて準備を加速させています。しかし、その圧倒的な貨物搭載能力と運航の安定性は、旅客輸送のみならず航空物流においても依然として不可欠な存在です。また、日本の政府専用機(2代目)としても採用されていることからも分かる通り、その安全性と機能性は国家レベルで信頼されており、航空史にその名を刻む「双発機時代の完成形」として、今後もしばらくは世界の空の第一線で見ることが期待されています。

運航会社(機材数)

AirlineAircraft
ANAnh-ana13
JALjl-jal9

基本統計

機体数
22
一日平均フライト
1.8

フライト時間

平均フライト時間
536.8
中央値 623.0 分 / n=245
最短 / 最長
70.0 / 876.0

主要路線

名称カウント
ジョン・F・ケネディ国際空港 → 東京国際空港(羽田)17
シカゴ・オヘア国際空港 → 東京国際空港(羽田)15
成田国際空港 → シカゴ・オヘア国際空港15
東京国際空港(羽田) → ジョン・F・ケネディ国際空港15
東京国際空港(羽田) → シカゴ・オヘア国際空港15
シカゴ・オヘア国際空港 → 成田国際空港14
ロンドン・ヒースロー空港 → 東京国際空港(羽田)9
San Francisco International Airport → 成田国際空港9
San Francisco International Airport → 東京国際空港(羽田)9
成田国際空港 → San Francisco International Airport9
東京国際空港(羽田) → ロンドン・ヒースロー空港9
東京国際空港(羽田) → シドニー国際空港9
Beijing Capital International Airport → 東京国際空港(羽田)9
東京国際空港(羽田) → San Francisco International Airport8
東京国際空港(羽田) → バンコク・スワンナプーム国際空港8
東京国際空港(羽田) → シンガポール・チャンギ国際空港8
東京国際空港(羽田) → Beijing Capital International Airport8
バンコク・スワンナプーム国際空港 → 東京国際空港(羽田)8
シンガポール・チャンギ国際空港 → 東京国際空港(羽田)8
シドニー国際空港 → 東京国際空港(羽田)8

主要出発空港

名称カウント
東京国際空港(羽田)104
シカゴ・オヘア国際空港29
成田国際空港24
San Francisco International Airport18
ジョン・F・ケネディ国際空港17
ロンドン・ヒースロー空港9
Beijing Capital International Airport9
バンコク・スワンナプーム国際空港8
シンガポール・チャンギ国際空港8
シドニー国際空港8
金浦国際空港6
Dallas Fort Worth International Airport4
福岡空港4
Shanghai Hongqiao International Airport4
香港国際空港3
新千歳空港1

主要到着空港

名称カウント
東京国際空港(羽田)105
シカゴ・オヘア国際空港30
成田国際空港23
San Francisco International Airport17
ジョン・F・ケネディ国際空港15
ロンドン・ヒースロー空港9
シドニー国際空港9
バンコク・スワンナプーム国際空港8
シンガポール・チャンギ国際空港8
Beijing Capital International Airport8
金浦国際空港6
Dallas Fort Worth International Airport5
福岡空港4
Shanghai Hongqiao International Airport4
香港国際空港3
Washington Dulles International Airport1
新千歳空港1

機材一覧

レジ番航空会社一日平均フライト稼働日数平均FT (分)
JA733JJALjl-jal1.68447.2
JA736JJALjl-jal1.86597.3
JA737JJALjl-jal1.77319.6
JA738JJALjl-jal1.88497.6
JA739JJALjl-jal1.68356.2
JA740JJALjl-jal2.36286.1
JA741JJALjl-jal2.05285.9
JA742JJALjl-jal2.06630.7
JA743JJALjl-jal3.06330.7
JA784AANAnh-ana1.26786.5
JA785AANAnh-ana1.58621.8
JA787AANAnh-ana1.36792.4
JA788AANAnh-ana2.05720.1
JA790AANAnh-ana1.610461.8
JA791AANAnh-ana1.710465.4
JA792AANAnh-ana1.67574.3
JA793AANAnh-ana2.04642.6
JA794AANAnh-ana1.67661.6
JA795AANAnh-ana1.47793.3
JA796AANAnh-ana1.47715.8
JA797AANAnh-ana1.56793.3
JA798AANAnh-ana2.05717.9